Retroid Pocket Classicのご紹介♪PS2も遊べる縦型機が登場!!

どうも、えいどりです!
新居での荷ほどきやら整理やら新しい環境でのお仕事やらで疲弊した日々を過ごしていたため結構ご無沙汰気味になってしまいました!
そんなこんなしている間にRetroid社より『ヤツ』がついに登場しましたよ。。
Retroid Pocketシリーズと言えば『PS2やゲームキューブも遊べちゃう横型ゲーム機』というイメージでしたが、、、ついに縦型機が登場しちゃいました!!
縦型機大好きおじさんは、もちろんポチッといってみたので
今回は『Retroid Pocket Classic』のご紹介をしていきたいと思います♪
では早速いってみましょう!
▼ショート動画もありますので良ければどうぞ♪
Retroid Pocket Classicとは?

『Retroid Pocket Classic』は、2025年3月にRetroid社より発売されたAndroidベースの中華ゲーム機です!
ゲームボーイライクな縦型機デザインとなっております。
なんといってもPS2まで遊べてしまうパワフルさが魅力だと思います!

『AYANEO Pocket DMG』というPS2も遊べる縦型機は他にもあるのだが??

一番安いタイプでも8万円超える機種と比較しないでっ(笑)
PS2が遊べる以外の特徴として独特かつ豊富なカラーバリエーション(全7種類)!
『PKM Yellow』から『Kiwi』などの独特なカラーリングが目を引きます!
カラーリングが明るめでビビッド感があるのも個人的には好きですね♪

そして一番の目玉はなんといっても『Classic6カラー』!!
▼これが何よりも熱いデザインではないでしょうか?

セガサターンをイメージした『6ボタン式の縦型機』は史上初だと思いますよ!
過去には『Anbernic RG ARC』という横型機がありましたが、縦型は見たことないですね♪
セガサターンで楽しい青春時代を過ごしたファンの方々には最高に刺さる一品になること間違いなしです♪

まぁそう言いつつも私は毎度おなじみゲームボーイライクな『Retroカラー』をチョイスしているんですけどね(笑)

「PKM Yellowカラーに惹かれて・・・」とか何かしらの事情がなければ、本製品の最適解は『Classic6カラー』なのでは・・・と思っている!
注意事項としては、Retroid Pocket miniの時と同様です!
OSが「Andoroid」となりますのでANBERNIC社の中華ゲーム機などに利用されている「Linux」とはモノが異なります。
Linux系はゲームを遊ぶ専用に作られているため電源ONするとすぐにゲーム選択画面になりますが、Andoroidの場合はスマホと同様にホーム画面があり、『起動するアプリ(RetroArchやエミュレーター)を選択⇒ゲームを起動』という手順となります。
また、初期設定でアプリを入れたり設定をいじったりする必要が出てきます。
購入できるサイトは?
本体はRetroid公式サイト、AliExpressで購入が可能となっております!
2025年5月時点ではAmazonでは個別販売のものしか見当たらずAliExpressセールを狙って購入が一番安く手に入れられるかと思います!
なお、液晶フィルムといった周辺アイテムでしたら楽天などでも購入が可能です!
必要なものを準備しよう
なお、本体とは別で以下のアイテムが必要となります。
- PC
- ゲームデータ用のmicroSDカード
※容量は手持ちのゲームデータに合わせて - microSDカードリーダー(PCに付いているなら不要)
microSDカードをPCに繋いでROMフォルダを作成し、ゲームデータを入れておきましょう。
また、プレイステーションソフトを遊ぶ際にはBIOSが必要となるのでBIOSデータなんかも合わせて入れておくと本体が届いた後が楽チンです!
スペック情報
▼では次にRetroid Pocket Classicのスペック確認です!
項目 | 内容 |
---|---|
ディスプレイ | 3.92 inch, AMOLED, 1240*1080@60fps |
プロセッサ | G1 Gen2 |
CPU | 8-Core Kryo CPU, 2 Performance Cores, 6 Efficiency Cores |
GPU | Adreno A12 |
RAM ※モデルにより異なります | 4GB/6GB LPDDR4x@2133MHz |
内蔵ストレージ ※モデルにより異なります | 64GB/128GB EMMC5.1 + TF Card Slot |
サイズ | 縦13.8cm x 横8.98cm x 厚さ2.6cm |
重量 | 約223g |
バッテリー | 5000mAh ※27Wチャージに対応 |
システム | Android 14 |
Wi-Fi & Bluetooth | Wi-Fi 5 & BT 5.1 |
説明書では「縦13.8cm x 横8.98cm x 厚さ2.6cm」となっておりますが、個人計測で確認してみるもサイズ感に大きな差異はありませんでした。
本体の重さは説明書上では「223g」とありますが、実機を量ると「約226g」と若干重くなっておりました。

Retroid Pocket Classicとminiを比較!!

「Retroid Pocket ClassicとRetroid Pocket miniどっちか欲しいんだよね」なんて人のために両方のスペックも比較してみました!
項目 | Retroid Pocket Classic | Retroid Pocket Mini |
---|---|---|
価格 | 約 $129(約19,000円) | 約 $199(約29,000円) |
CPU | Qualcomm G1 Gen2(8コア) | Snapdragon 865(1*A77@2.8G 他) |
GPU | Adreno A12 | Adreno 650 |
RAM | 4GB / 6GB LPDDR4x | 6GB LPDDR4x |
ストレージ | 64GB / 128GB eMMC5.1 + microSDスロット | 128GB UFS 3.1 + microSDスロット |
OS | Android 14 | Android 13 |
ディスプレイ | 3.92インチ AMOLED(1240×1080) | ・3.7インチ(1280×960@60fps) ・V2の場合:3.92インチ AMOLED(1240×1080) |
冷却方式 | アクティブ冷却 | アクティブ冷却 |
バッテリー | 5000mAh(27W急速充電対応) | 4000mAh(27W急速充電対応) |
Wi-Fi / BT | Wi-Fi 5 / Bluetooth 5.1 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.1 |
アナログ入力 | なし | 3Dホールスティック、アナログL2/R2トリガー |
サイズ | 138×90×26mm(223g) | 165×77×25mm(215g) |
OTA対応 | あり | あり |
特徴 | 縦型デザイン、タッチスクリーン | 横型デザイン、タッチスクリーン、HDMI出力対応 |
定価で70ドルの価格差もあるためスペックの違いは当然ありますが、スティック有無なども考慮して単純にこの2つの商品で比較検討してしまうと個人的には幅広くオススメしやすい商品としてはminiに軍配が上がるのかなといった印象です!

「6ボタンでセガサターンのゲームをやりたいんだ!!」って人には当然Classicですけどね♪
実物チェック
では、実物の本体確認をしてまいります。
今回購入したのは大好きゲームボーイ風の「Retro」カラー♪
ちなみに『RAM6GB・容量128GB』のモデルを購入しています。

『RAM4GB』のモデルとはゲームの動作状況なんかで異なる点があると思うから注意してね!
同封されているもの
▼同封されているものは本体、充電用のケーブル、説明書の3点となります。


▼説明書はカード形式になっていて本体スペック・ボタン説明やら書いてあります

▼縦型機のサイズ比較 【右からMiyoo mini v4、RG35XXPlus、Classic】


思っていたよりも結構デカい(笑)
排熱用のファンも付いていたりと機能面を考慮したらここは仕方ないですね!
私の手のサイズでは大きすぎずで手になじむ感じはして良かったです♪
少しゴツめなので人によっては大きすぎると感じるかもしれません。
Miyoo miniをメインで使っている人がClassicを手にしたら大きさと重さにビックリすると思います(笑)
本体確認
いよいよ本体の確認です!
しっかりとしたビルドクオリティは変わらずで良かったです♪
一部から安っぽいという意見もあったようですが、ボタンの質感など含めて私としてはそんな印象は全然ないです。
miniの時にボタンを押した時のカチカチ音が大きいという問題がありましたが十字キーとA~Yボタンとそこまで気にはならなかったです。
しかし真ん中のメニューボタンとスタート・セレクトボタンはカチカチ音が結構デカめです!


そこまで問題ではないけどスタート・セレクトが横ではなく縦並びなのでどっちがどっちだか分からなくはなる(笑)
▼次に背面は排熱用の通気口が大きく付いています。
少し大きめなボディだからかL1・L2と押し分けも縦型機の中でもしやすい印象です

▼正面から見て左側側面には音量ボタンと電源ボタンがついています

▼正面から見て右側の側面

▼上部にはmicroSD差込口とイヤホンジャック、充電(Type-C)の差込口がついています

▼下側は特段なにもなし!

本体の初期設定について
本体の初期設定ですがRetroid Pocket miniの時とほぼ同じでしたので分からない、気になるという方は下記ブログ記事の『簡易的な初期設定方法』をご参照ください。

動作するゲームに関して
大体のレトロゲームは当然遊べてPS2、PSP、セガサターン、ニンテンドー64、ドリームキャストなども動作可能となります。
スティックがないので遊ぶ人は少ないと思うけど、初期設定のままだとジェットセットラジオが少々画面表示に違和感ありました。
多少設定をいじる必要は出てきそうです!
アナログスティックはありませんがスティックメインで遊ぶゲームが全く出来ないというわけではなくタッチキー機能をONにしたり・十字キー入力をアナログスティック入力として割り当てるなどの工夫をすれば遊ぶことは一応可能です!

十字キーもアナログスティックも両方ガッツリ使用する『サルゲッチュ』とかをやるには向かないのでご注意を♪
そして、気になるプレイステーション2ですが・・・
なかなかに快適に動作してくれましたね!
三國無双4、エキサイティンスプロレス5、カルドセプト2、ドラゴンクエストⅤ、ドラゴンクエストⅧ、キングダムハーツをゲーム冒頭部分のみですが動作させてみましたが特段問題はありませんでした。
Youtubeショート動画に載せていますが『メタルギアソリッド2』はゲーム操作に関しては特段問題もなくスムーズでしたが、ムービーの一部でスローモーションになり違和感を感じるところがありました。


そしてPS1ソフトに関しては解像度を上げて楽しむ方法は健在ですね♪
▼クラッシュバンディクー2の画面ですが、これがノーマル。

▼解像度スケール6倍!!


画像が細かく、そして鮮明になりました♪
6倍でも全然スムーズに動作してくれたので遊び方にも幅が出そうですね!!
おわりに
いかがでしたでしょうか??
Retroid Pocket Classicは、縦型機でPS2を遊びたい人・コレクションしたいにはなかなかに刺さる商品ではないでしょうか?
ビビッドカラーで明るめのカラーリングも魅力的だと思います♪
既に持っている『Retroid Pocket mini』との使い分けをどうするか問題がありますがコレクションとしても良いデザインしているので、その辺りはゆっくり考えていきたいと思います♪
どんな商品か気になっていた方々の参考になれば幸いです。
では、また!

