RG35XXを超えた!?Trimuiシリーズ最新作『TrimuiBrick』をレビュー!!
どうも、えいどりです!
本日は2024年10月に発売した『TrimuiBrick』をご紹介したいと思います。
私自身RG35XX、miyoo mini+、RG35XX Plusを経ての久しぶりの縦型機購入なので非常に楽しみにしております!!
それでは早速いってみましょう!!
TrimuiBrickとは?
2024年にTrimuiから発売された中華ゲーム機です。
ゲームボーイのデザインをモチーフにした縦型ゲーム機で『Miyoo mini』や『RG35XX』のようにアナログスティックなしのゲーム機を好む人には新たな選択肢となってくるであろう機種となります。
ちなみに『Trimui(トリムユーアイ)Brick(ブリック)』と読みます。
見た目の特徴としては、やはり前面と上部に付いているLEDライトではないでしょうか。RG cubeなどもそうですが最近はLEDライト搭載が流行っているんですかね・・・。
流行っているのかね~なんて言いつつも「LEDライトカッコいい、欲しい!!」ってなったんですけどねww
購入できるサイト
今回、私は「Mechdiy」というサイトを利用して購入しました。
注文が殺到したとのことで発送がなかなかされなかったのですが、問い合わせメールにも真摯に対応していただけたので非常に良かったです。
ただ、当時はまだAliExpressに商品がなかったという経緯もあるので、発売されている今ではAmazonやAliExpressで購入を検討するというのも全然アリだと思います。
▼microSDカードなしで購入した場合には必要となります。
TrimuiBrickの性能
基本スペック
名称 | 内容 |
---|---|
販売カラー | ブラック、ホワイト、レッド、パープル |
システム | Linux、CrossMix OS |
画面 | 3.2インチ 1024×768ピクセル IPSフルラミネート液晶 |
CPU | Allwinner A133P (A133 plus) 1.8GHZ |
GPU | Imagination PowerVR GE8300 660MHz |
RAM | 1GB LPDDR4x |
ストレージ | 8GB eMMC、microSDカード |
バッテリー容量 | 3000mAh(約5時間ほどの駆動) |
インターフェース | ファンクションキー USB Type-Cポート イヤホンジャック ステレオスピーカー LEDライトエフェクト バイブレーション ワイヤレス通信 Wi-Fi 4、Bluetooth 2.1 |
大きさ | 縦10.99 x 横7.32 x 厚み1.18cm |
重さ | 159g |
▼発売当初はホワイト・ブラックのみだったのですがいつの間にかパープル、レッドも追加されたようです。
今回ブラックを買ったけどもレッドもいいなぁ・・・
動作するゲームに関して
アーケードゲーム、ファミコン、スーパーファミコン、ネオジオ、ネオジオポケット、メガドライブ、PCエンジン、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ワンダースワン、ワンダースワンカラー、プレイステーション、ニンテンドー64、ドリームキャスト、PSP、ニンテンドーDSなどに対応しています。
動作するもの関してはいくつか試してみたところ『RG35XX Plus』と似たような感じでした。
PSソフトであれば問題なく遊べますが、ドリームキャストやニンテンドー64までいくと若干表示が変な箇所になる箇所があったりするので一部ソフトが動けばヨシといった印象です。
実物チェック
同封されているもの
次にいよいよ本体の確認をしていきたいと思います。
▼付属品が説明書、充電用のケーブル、交換用ボタン2つです。
液晶保護フィルムはつかないので用意が必要となります。
▼安定のPDA工房さんからも発売されております
▼今回、配送遅延のお詫びとしてオマケで付けてくれた交換用の透明ボタンとバックプレートです。
(交換用バックプレートってどんな場面で使うんだ・・?)
▼説明書は中華ゲーム機らしく中国語と英語の2パターンです。
▼各ボタンの説明が記載されています。
これ見て驚きだったのが、前面画面下のLEDで光るところがファンクションキー(ボタン)だというところ。ただのライトではなかった!!
▼説明書の内容曰く電源ボタンを軽く押すとメインメニューに戻れる、3秒押すとシャットダウン。10秒長押しすると強制シャットダウン可能とのことです。
・スタートボタン+L ⇒ 画面を暗くする
・スタートボタン+R ⇒ 画面を明るくする
・セレクトボタン+L ⇒ 音量を下げる
・セレクトボタン+R ⇒ 音量を上げる
・ゲーム機種選択画面でスタートボタン ⇒ 表示形式の変更
・ゲームリストのページでXボタン ⇒ エミュレーターの選択
▼ゲーム機種選択画面でスタートボタンを押すとこんな風に表示が切り替わります
ホットキーも便利なので使っていこう!!
▼あとはファームウェアの更新方法などが書かれています
TrimuiBrick本体確認
次に本体確認です。
▼本体正面
手触りの良いボディ、本体を見渡してみても手抜き感のないしっかりとしたビルドクオリティです!
前面に2か所スピーカーがあるので、手で塞いでしまうといった心配もなさそうです。ゲーム遊んでみましたが音質も全然問題なしでした。
ボタンもしっかりと反発して戻ってくるので操作性もバッチリです。
また、ボタンは静音性があり押した時でも軽い音でポチポチ音がなる程度です。
▼裏面
本体裏側の指がかかるところは、ギザギザになっていて滑り落としにくいように工夫がされています。
裏面上部のロゴが書いてあるところは金属プレートになっていて、起動する前なら触るとヒンヤリ気持ちいいです。
▼右側側面(ファンクションキーと電源ボタン)
▼左側側面(音量調節のボタン)
▼本体上部(LEDライトとUSB Type-Cポート1か所)
説明書曰く上部のUSB Type-Cポートは外部接続用とのことです。
▼本体下部
TFカード差込口、USB Type-Cポート(充電用)、イヤホンジャックとあります。
本体にBluetooth機能があるのでAirpodに繋いでみたところ無事に接続出来てゲームをプレイした時には遅延もなく音が出ていました!!
しかし、システム上の不具合なのかゲーム終了するとフリーズしてしまいメニュー画面から動かなくなってしまいました。
今後のファームウェアアップデートで解消されるかもしれませんが参考までに!
RG35XX Plusと並べてみる
▼サイズ感ですがRG35XX Plusと並べると若干サイズが小さくなります。
ですが小さすぎるということはなく、ゲームしている時にも操作しにくいなどのストレスは感じません。
持ち運びにも便利なサイズ感・重量なので出先のお供にするにも非常に良いです。
▼画面については、TrimuiBrickの方がコントラスト強めな印象です。
並べてみると色味が強いのが分かります。
▼両方とも「スーパーマリオ64」起動すると遊べる程度には動いていますが『RG35XX Plus』の方は色合いが変だったり、表示しきれていない箇所がある印象でした。
設定にもよるかもしれないですが参考までに!
背面のL・Rボタンに関して
TrimuiBrickの特徴として交換用ボタンが付属しているというのがあります。
しかも、ボタンは分解しないでも上に引っ張れば簡単に外すことができるので初心者の人でも簡単にカスタマイズを楽しむことができます。
▼「初期装着されているL・Rボタンの角が刺さりそうなほどに尖っている」という意見もあるので気になる方は付属のボタンに交換してみてください。
▼上に引っ張ると外すことができます
▼付属のボタンに交換してみました。
この1と2に高低差をつけたボタンはPSソフト遊ぶ時なんかにめっちゃ重宝しそうです。1と2押し間違いしづらいし、何より押しやすい!!
▼せっかくなのでいただいたクリアボタンに交換!!
LEDライトの光がボタンにも反映してバチバチにカッコいいではないかっ!!!
まぁゲームしている時に裏面のボタンなど見えないんですがね(笑)でもカッコいい!!これはなかなかにアリです!
クリアボタンは「Mechdiy」にて購入可能です。
SNSでは既に3Dプリンターでボタン作っている方もいるので、そういう方が販売した時に購入するのも面白いかもしれませんね。
▼カッコよさをアピールする画像
はい、めちゃくちゃカッコいいですね!!LEDライト搭載機種が最近のトレンドな気がしますがやっぱ良いですね!
▼TrimuiBrickのLEDかっこよかったのでAIで「LEDの映えるポータブルゲーム機」のデザインを作ってもらったらすごいカッコいいのが出来た!!
こんなん出たら即買いですね(笑)
男子ってこういうのが好きなんでしょ??
おわりに
いかがでしたでしょうか!
2024年発売の『Trimui brick』これは1万円前後の価格帯商品ではオススメ度高めの商品となっています。
価格、ビルドクオリティ、LRボタンのカスタマイズしやすさ、サイズ感、LEDカッコいいと色々と整った商品なので中華ゲーム機を初購入なんて方にも良い商品だと思います。
ただ、難点としてはまだ出たばかりの商品ということもあり設定変更やらカスタムファームウェアを入れたいとかそういった情報検索しても情報が少ないというのがあります。慣れている方であればなんとなく出来てしまうものの初心者の方はその辺は注意が必要かと思います。
ちなみにファームウェアの設定であれば、当ブログでも記事にしましたのでご参照ください。
まぁその他の情報も徐々に増えていくでしょうし、中華ゲーム機の情報発信している方々SNS見てても優しい方多いので聞いたら全然教えてもらえるので人に聞くのが苦ではない人は問題ないでしょう!
あとは購入を検討している人への注意事項としては、ゲームはPSソフトくらいまでなら大方動くけどもPSP、DS、N64、DCのソフトに関しては動かない、もしくは動くけどプレイに難アリなんてものが多いです。
この辺のソフトを遊ぶ予定で探しているのであればRetroid Pocket4~5などを検討した方が良いのでご留意くださいませ。
これらの注意事項を考慮して問題ない方は思い切って手を出してみても後悔しない商品なのではないかなと思います!
個人的にはコレはお気に入り機として活躍が期待できそうな予感・・・。。。
使っていくうちに発見があったら、また記事にまとめたいと思います!
それでは、次の記事でお会いしましょう!!
では、また!!!
▼最後にTrimui3兄弟で記念撮影!!