新勢力の台頭か!?Helegaly『Action π』の紹介♪

どうも、えいどりです!
本日は、ANBERNICやMiyooといったメジャーな中華ゲーム機メーカーとはまた違った商品をポチッとしましたのでご紹介していきたいと思います♪
その名も『Action π(アクション パイ)』!!
先日SNSで知って、「なんか分からないけどボタンの配色が好み!!」とポチリにいき・・・スーファミカラーホイホイにまんまと乗せられた単純な男が私です(笑)
正直初めて聞いたメーカーさんの商品でしたが、どうだったのか・・・
それでは、さっそくいってみましょう!!

ちなみに総評としては、本商品は中華ゲーム機デビューしたい人(初心者)向けではないのであらかじめご了承ください!
▼初心者向けの機種をお探しの方はコチラもどうぞ♪

▼ショート動画もどうぞ♪
Helegaly Action πとは?

『Action π(アクションパイ)』は、Helegaly(ヘレガリー)から2025年7月に発売された4インチ液晶搭載の中華ゲーム機です!

ちなみに『Helegaly』は、Hero Legend Game Allyの略称とのこと!
ANBERNICなどの有名メーカーほど知名度は高くないものの、新興ながら手頃な価格としっかりとした造りのゲーム機だなといった印象です!
購入先について
25年8月6日時点では、公式サイトでの購入が一番安く済みます!
AliExpressなどにも若干掲載はあったものの高額になっているので購入の際は注意が必要です。
公式サイトでの直販価格は64GBのmicroSDカード付きが『64.99ドル』(割引込)で、容量倍増の128GBはわずか5ドル増しの『69.99ドル』(割引込)となっています。
※執筆時(25年8月6日時点)の情報となります

今回は64GBのモデルを購入したので、64.99ドルに加えて送料6ドルの計70.99ドルでした!
付属のmicroSDカードをバックアップ用にして別のmicroSDカードで運用したいなんて方は、microSDカードなどを別途ご用意ください!
Helegaly Action πの性能
『Action π』の基本スペックについては下記の通りです。
基本スペック(公式サイトより抜粋)
項目 | 内容 |
---|---|
カラー(全4色) | ホワイト、ブラック、ブルー、ピンク |
CPU | Allwinner A527(Cortex-A55 8コア / 最大2.0 GHz) |
GPU | Mali-G57 |
RAM | 2GB LPDDR3X |
画面 | 4.02インチ IPS / 960×720(4:3) |
OS | Linux(Batoceraカスタム) |
バッテリー | 5,000 mAh(5V/2A急速充電) |
サイズ・重量 | 約172×82×30mm / 約227g |
端子・通信 | USB-C x 2、3.5mm オーディオ ジャック、Micro-SD スロット、Bluetooth 4.2、Wi-Fi 2.4GHz、16GB eMMC ストレージ |
低価格帯ながらメジャーなメーカーに引けを取らない十分なスペックがあります!
付属のmicroSDカードのOSには「Batocera」を採用しており、電源投入後すぐに直感的なゲーム選択メニューが利用できます。
▼ゲームキューブを意識したカラーリングのブルーもなかなかに良きです♪


動作するゲームに関して
対応ゲームについては、下記の通りです。
ファミコン、スーパーファミコン、ネオジオ、ネオジオポケット、メガドライブ、PCエンジン、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ワンダースワン、ワンダースワンカラー、プレイステーション、ニンテンドー64、ドリームキャスト、PSP、ニンテンドーDS、アーケードゲーム等に対応しています。
※PS2は未対応
ファミコン/スーパーファミコン/メガドライブ/ゲームボーイなどの8~16ビット機から初代プレイステーションまでであれば、概ね快適に動作といった印象です!

ニンテンドー64などの動作状況についてはANBERNICのH700(XXシリーズ)に近いような印象かな!!
Youtubeなどのプレイ動画など参照していると、PSPの『ゴッド・オブ・ウォー』系はフレームレートが不安定になるようです。
こちらではソフトがないので実証はできないのですが、PSPソフトについてはまだまだ重たいソフトは設定いじったりする必要があるとのことです。
実物チェック
同封されているもの
では、いよいよ実物チェックに参ります!
- Helegaly Action π 本体
- キャリングケース(専用ポーチ)
- 液晶保護フィルム & 貼付キット
- USB Type-Cケーブル(充電・データ転送用)
- MicroSDメモリーカード
- ユーザーマニュアル(簡易説明書)
▼同封されているものはこんな感じです!
持ち運び用の専用ポーチが付いてくるのは嬉しいですね!

▼もちろん購入したのはホワイトです!このボタン配色がいいですよね♪

▼専用ポーチを開けると中にmicroSDカードや液晶保護フィルムが入っています。


最初箱を開けて「OSの入ったカードなくね!?」と慌てましたが専用ポーチ開けたら入っていました(笑)
同じようなことにならないよう気を付けてください♪
▼めちゃくちゃシンプルなボタンや本体に関する説明書き

▼各種ポートや性能に関する記載があります

▼サイズや重さが公式サイトとは若干異なる様子!

▼こちらが説明書です。両面英語表記のみで中国語表記がないようです。

▼こちらは性能表記の他に「メニュー画面では十字キーでカーソル動かしてAで決定だよ」とか「エミュレーター画面ではXボタンでお気に入り登録できるよ」などの操作関連の情報が載っています。
「ホームボタン2度押しするとゲーム終了だよ」なんてことも書いてあるので気になる方はチェックしておきましょう♪


初めての中華ゲーム機でANBERNICやMiyooではなくHelegalyを選択したら、「コイツ・・・勇者か??」って思うくらい攻めた選択だと思う(笑)
まぁ良い商品だから安心して買って大丈夫だけども!!
▼裏面!充電が残り15%を切ったら3回の振動で教えてくれるようです。

▼裏面の右側の説明文は途中で切れてる(笑)
「in the」、「~demonstration.The company」とか。。
設定とか注意事項について語っているけども、、、パッと見たところまぁ大丈夫でしょう!!

本体確認
では、本体についてです!
約227g前後の重量は軽すぎず重すぎずで、しばらく遊んでみたものの重たく感じるといったことはありませんでした。
筐体はプラ製ながら剛性感があり、日常使いでの扱いやすさは良好です。

▼ボタンについては、個人的には前面のボタンについては高級感まではないものの文句もないといった無難な印象を受けました。
スティックについてはちょっとした入力もしやすく、操作性はとても満足です!

▼『Retroid Pocket mini』や『RG Cube』のように両端がグリップ状にせり出しており、角ばったゲーム機に比べると長時間でも手が疲れにくい形状をしています。

▼上部にはMini-HDMI出力を備え、テレビに繋いで大画面プレイも可能。
Wi-Fi経由でのファイル転送、Bluetoothコントローラの接続にも対応します。
L1・R1がやや小ぶりで押し分けに個人差が出る点は好みが分かれるところかなといった印象です。『Retroid Pocket mini』と同じような大きさなので個人的には気にならなかったのですが参考までに。
あとL・Rボタンについては若干プラスチック感が強めで安っぽい印象を受けます。
操作音についてもL・Rだけやけに押した時のカチカチ音が強いです。

▼下部:スピーカーが下側についているのは好みが分かれそうなポイントですね!
他にはDC(充電ポート)、イヤホンジャック、TFカード差込口、OTGポートがあります。

身体測定
例の如く身体測定を実施してみました!
▼まずは重さですが『225.5g』!
※公式サイト上では『227g』、説明書では『220g』表記されています

▼電子の測りでは長さが足りず定規(笑)
公式サイトでは『172mm』表記なのでザックリですが大差なし!


▼次に縦の長さです。数値としてはLRボタンも含めて『84.6mm』!
公式サイトでは『82mm』表記なのでボタン分がない数値と考えれば大差なしです。

▼最後に厚みは一番出っ張っているスティックまでで『30.3mm』!
公式サイトでは『30mm』表記なので特段差異はないようです。

実物での測定は良好な結果と言えます!
公式サイトの数値がかなりずれているケースもあったりするので、この結果は良かったです!
ゲームをプレイした使用感
▼起動するとカッコいい起動画面と共にロゴが表示されます!
Batceraを使用しており、メインメニューについては直感的で分かりやすいです。

▼PSソフト『俺の料理』!
スティックの操作入力がしやすく非常に良い感じです!

▼PSソフト『パラッパラッパー』
オープニングはいけたが、パラッパ達が表示されず音声のみの状態。。
エミュレーターの問題なのか、性能なのかXXシリーズでも出来ないゲーム。

▼ドリームキャスト『ダイナマイト刑事2』
特段問題なく遊べるもののストーリーモードで「ボタンを押せ」の場面でどのボタンを押すのか表示できないのは相変わらず(笑)

▼ニンテンドー64『マリオテニス64』
ゲームは動作しているものの画像のようにバグった表示となることがチラホラ。

▼画面の左上、撃った時のエフェクトがうまく表示できない模様!

▼ニンテンドー64『大乱闘スマッシュブラザーズ』
キャラクター選択画面では重くて音がプツプツ切れたりと諦めモードでしたが、、、対戦始まるとたまにカクっとする程度で意外と遊べました!

▼ちなみにゲームROMは自前のものを利用して遊びましょう!


ROMのダウンロードは違法となりますので、自身のゲームソフトを利用して遊ぶようにしましょう♪
吸出し方法については下記を参照ください。


▼冒頭のものと同じですが、ショート動画もどうぞ♪
注意事項
8月6日の執筆次点では、『Action π』に付属しているOSのデータファイルが公式サイトにアップされておりません。
万が一、OSファイルの入ったmicroSDカードを初期化してしまったり重要なシステムデータを削除してしまうと公式サイトから問い合わせをしてOSデータをもらうことになりそうです。

問い合わせいれるのは結構面倒だと思うので、念のためmicroSDカードのバックアップを取っておくのがオススメです♪
おわりに
いかがでしたでしょうか??
最初購入した時はすごいチープでショボいのが届いたらどうしよう・・・と半信半疑だったのですが、しっかりとしたゲーム機で安心しました。
性能も有名メーカーに見劣りせず、価格帯でも頑張ってくれての販売となりますので、横型の中華ゲーム機が欲しいななんて思っている方には良い商品かもしれません!本体だけでなくケースや保護フィルムまで付いているのも非常に有難いです。
PS1、N64、DC、PSP(軽めのソフト)に触れられるパワーと、扱いやすいUI、握りやすい形状のバランスは魅力です。ボタンの高級感は控えめといったマイナス要素も価格帯を考えれば割り切れるレベルのものです!
総評としては、公式サイトにOS(ファームウェア)データの掲載がなく、まだ商品や使い方などの情報がネット上でも少ない商品ではあるので初心者向けというよりは何台か購入した人など中華ゲーム機の扱いに慣れている人にオススメといった印象です。

気に入っているのであれば買って問題はないけども、何か分からないことがあった時にネットから情報得られないというのは初心者の人には厳しいかもしれないから要注意!!

総合的に見ればこの価格でここまで遊べるのならば、コスパとしてはかなり良好だなと感じました。
「昔の名作をもう一度!」そんな気分のときにHelegaly『Action π』は強い味方になってくれるはずです!
この商品を気になっている方の参考になれば幸いです。
では、また!


