Ampown『Mini Zero28』レビュー!!小さなボディにちょうど良いスティックとなかなかに良い機種!!
どうも、えいどりです!
突然ですが小型の中華ゲーム機っていいですよね!!
個人的には軽量で持ち運びしやすくて遊べる機種に結構魅力を感じております!
今回は、そんな小型の機種をお求めの方向けAmpownのMagic X『Mini Zero28』をゲットしたのでご紹介していきたいと思います♪
『Mini Zero28』のスペックから実際の使用感、良かった点・気になった点などなどをしっかりレビューしていきます!

ぶっちゃけ、、そこまで期待していなかった。。
だけども、こやつなかなかに良い機種でしたよ♪
では、さっそくいってみましょう!
『Mini Zero28』ってどんなゲーム機?

2025年の初めごろにAmpown社より発売された『Magic X』シリーズの中華ゲーム機です!
2.8インチサイズ液晶の小型ボディにスティック2本を付けたデザインは前身である『XU mini M』と大きな変化はありません。手のひらにスッと収まるコンパクトボディサイズはそのままに本体の性能・質感をグレードアップしている機種です♪
その他の大きな特徴としては良し悪しは別として『Android機』という点ではないでしょうか。この価格帯でのAndroid機というのは珍しいので発売当時に話題にもなっていた商品となります。

商品購入について
商品の購入については、AmazonとAliExpressでの購入が可能となっております。
お安く購入をしたい場合は、AliExpressのセールを活用いただくのが良いでしょう♪
本体について
本体チェック
まずは本体チェックからいってみましょう♪
▼MagicXシリーズって他のもそうだけどモノトーンな外箱がカッコイイ!

▼今回は『パープル』を購入!
クリアボディに程よいパープルカラーと白いボタンの組み合わせ・・・最高です♪

▼本体正面
前回の『Xu mini M』の時はボタンの角が立っていたり、プラスチック感強めで少しチープな印象があったけど今回はボタンのグレードもアップしていて非常に好印象です♪ボタンの静音性もちゃんとしていてカチカチうるさくないタイプの機種です。

▼スティックについては前回同様、凹みのあるタイプで操作時に指に馴染みやすいです!スティックでの入力については軽めの分類かと思います。
また、実際にゲームをした際にもちょっと倒すなどの操作もしやすく個人的にかなり好きでした。

▼本体背面
排熱用と思われる穴が開いています。(そしてクリアボディやっぱいいな(笑))

▼本体上部
L・Rボタン、充電用ポート(左側のType-C)、データ転送用(右側のType-C)、音量ボタンが付いています。
L・R1の形状が本体にマッチしているし、押しやすさも担保されているのでゲーム時の押しにくさややりづらさを感じませんでした。

▼本体下部
スピーカー、電源ボタン、イヤホンジャックが付いています。

▼本体側面
TFカード1の差込口があります。また、こちら側にストラップ取り付け用の穴が開いています。

▼本体側面:TFカード2の差込口があります。
microSDカードの2枚運用が出来るのは良いポイントです!

主なスペックまとめ
本商品のスペックについては以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カラー | グレーシャーブルー、パープル、ブラック |
| CPU | AllWinner A133(4コア / 最大1.8GHz) |
| GPU | PowerVR GE8300 |
| RAM | 2GB(DDR4) |
| OS | Android 64bit |
| 画面 | 2.8インチ IPS(640×480)フルラミネート |
| ストレージ | 64GB microSD(最大512GB拡張対応) |
| バッテリー | 2900mAh(約7~9時間稼働) |
| 通信 | Wi-Fi対応(2.4GHz) |
| 入力系 | ホールエフェクト式アナログスティック×2、 D-Pad、各種ボタン |
| 端子 | USB-C×2、イヤホンジャック、microSDスロット |
| 重量 | 約129g |
| サイズ(横幅・縦幅・厚み) | 約130mm × 64mm × 19mm |
| 実測重量 | 133.9g |
| 実測サイズ(横幅・縦幅・厚み) | 130.01mm × 66.8mm × 21.8mm |

ちなみにカラーのグレーシャーブルーとは『氷河の氷が持つ独特の青色をモチーフにしたカラー名』・・・らしい(笑)
本体のサイズ測定で誤差がないか確認!
まず重さについては、商品ページでは『約129g』となっていたもののこちらの測定値では『133.9g』となっており若干の超過有りです。

▼『縦幅』と『厚み』については商品ページのものより大きいです。
恐らくボタンを入れずに本体のボディの部分だけで計測をしているものと思われます。数ミリの差ではありますが、ご参考までに♪




付属品について
次に付属品です!
液晶フィルム、説明書、メッセージカード、充電ケーブル(Type-C)、ストラップが付いています。

液晶フィルムを付けてくれる商品が増えてきてユーザーとして有難いです♪

▼そして注目してもらいたいのがこの『ストラップ』!!


・・・なんでこんな挑戦的な柄にしたんだろうか??

無難な黒とかにしないで挑戦してみたチャレンジ精神は讃えたいと思うよ♪
▼付けてみるとこんな感じです!!
うーん・・・ストラップについては気持ちだけ受け取ってそっと箱に戻しました(笑)

▼説明書チェックです♪
本体説明と説明書の目次ですね!

▼ページ左側ではAndroidの設定画面でのボタン操作について記載してくれています(実は重要)
右側(Launcher Controls)では既存OSのメインメニューでの操作方法について記載してくれています。

▼テーマカラーを変えたければJSONの基礎知識が必要だよ!変更したい場合は、本体をケーブルでPCと繋いでこのフォルダに行ってね!GitHubに更に情報などがあるから見てみてね。
壁紙変更したい場合は、jpeg形式で画像用意して本体とPCをケーブルで繋いで所定のフォルダにぶっこんで再起動してね・・・なんてことが記載されています!

▼ゲームROM毎にソフトの画像設定したければSCREEN SCRAPERで実施できるよ(有料会員になると設定が早くなるよ)。オーバーレイの設定やらゲームROMの格納先はここだよ・・・などなどが記載!

▼起動するエミュレーターの変更やら、縦型表示への仕方などなどが記載!

microSD内のROMデータ更新について
付属のmicroSDカードに自前のゲームデータを入れようとmicroSDカードを本体から抜いてPCに入れるわけですが・・・


なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!
大量のリムーバブルディスクが表示されるし、どこのファイルにもアクセスできん!!

付属の説明書ちゃんと読んだ??
ゲームデータ追加したい場合は、本体とPCをケーブルで繋いで実施してくれって書いてあったでしょ?

中華ゲーム機の説明書をきちんと読んでいた時期が俺にもあったな。。
まぁ恐らくこの商品買った人の大半が陥る罠がコレですのでご注意ください!
私もバッチリ罠にハマってアワアワしておりました(笑)
▼というわけでゲームデータの追加や削除などmicroSDカード内に変更を加える場合は、microSDカードをPCに直挿しではなくケーブルで本体に繋ぎましょう♪


ちなみに本体上部にはType-Cの穴が2つあるけど『OTG』って書いてある右側のポートを使いましょう!
ゲームをプレイ
さて、いよいよ準備も整ったのでゲームタイムですね♪
対応している主な機種は以下の通りです!
アーケードゲーム、ファミコン、スーパーファミコン、ネオジオ、ネオジオポケット、メガドライブ、PCエンジン、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ワンダースワン、ワンダースワンカラー、プレイステーション
【以下は軽めのソフトのみ】
セガサターン、ニンテンドー64、ドリームキャスト、PSP、ニンテンドーDS
なお、ネット上でゲームデータのダウンロードは違法になりますのでご注意ください!自前のゲームソフトからのROM吸出しについては下記をご参照ください♪



▼では、いよいよ電源ONです。
電源ONすると『MagicX』のロゴが!

▼メインメニュー!
壁紙の版権?怖いので触れません(笑)

▼クリアボディをぼんやりと照らす内部ライトがまた素敵!!

▼ドリームキャスト『突撃てけてけ・トイレンジャー』
特段問題もなく遊べました!

▼ドリームキャスト『ダイナマイト刑事2』
全然気になる点もなく遊べてました♪

▼しかもポイント高めなのがココ!
ANBERNICのXXシリーズだと大体ここの『パンチ』が表示されないんだけど、ちゃんと表示されている!!これは個人的にポイント高め♪

▼PSP『モンスターハンター ポータブル 3rd』
会話の文字がうまく表示されていなかったりと問題あり。あと初期設定のままだと少し重たく感じるところもありました。

▼ニンテンドー64『大乱闘スマッシュブラザーズ』
キャラクター選択したら一気にスローモードに!

▼戦闘開始時には既に超絶スローモードになる。。
初期設定のままでのプレイは無理そう。。

▼マリオテニス64も同様に重たいゲームなので無理です。。
しかし、スーパーマリオ64とかマリオカートは良好の動作です。
『がんばれゴエモンでろでろ道中』は少し重たいですが、XXシリーズよりは良く動いてくれた印象です。

ニンテンドー64やドリームキャストのソフトをあれこれ楽しんでみて30分程度が経過したところで画面が結構アチアチになりました!!
排熱が少し悪いのか、すぐに画面が熱くなるのでガッツリ64ソフトを遊んで無理させると本体とすぐにサヨナラ バイバイすることになるやも。。

64やドリキャスソフトをやりたい人はご留意ください♪
▼PSソフトについては良好に動作してくれています。
先日買った爆裂サッカーについても問題なく動作してくれます♪

▼俺の料理も快適に遊ぶことが出来ました。
これ遊んで思ったのが本当にスティックの使いやすさと入力の快適さが素晴らしい!
個人的には直近で紹介した『Miyoo Flip』や『RG34XX SP』などのスティックよりも一番使いやすく感じました!


ANBERNICのXXシリーズなどと同様にパラッパラッパーはオープニングで止まってしまったよ。
その他
メインメニューから設定画面に入るとAndroidの設定画面となります。
Wifi設定などをしようと入るのはいいのですが、、、突然Aで決定、Bでキャンセルなどよくあるボタン設定での操作が効かなくなります。

Androidはタッチ操作を想定して造られているものの『Mini Zero28』に液晶タッチ機能は付いていません!そのため、設定画面については非常に操作が難しいというか面倒というか・・・結構残念なポイントとなっています。。
先ほどの説明書に記載されたAndroid版の操作が必要となりますので説明書を再度チェックしながら設定してみましょう♪
おわりに

いかがでしたでしょうか?
Ampownの『Mini Zero28』ですが正直最初はそこまで期待はしていなかったです。。クリアボディとサイズに惹かれてポチってみたのだけれど、いざ遊んでみると確かにAndroid設定や排熱などに問題はあるものの、本体のサイズに重さ、カラーリング、全体的な質感・ビルドクオリティこれらは期待値を高く超えてくれました!
排熱問題もありドリームキャストや64ソフトをガッツリ遊ぼうとしている人には向かないですが、GBソフトやPSソフトなどを遊べれば十分という人には良いのではないでしょうか♪
「ポケットに入れて持ち運べる本格エミュ機が欲しい!」
そんな方には間違いなくオススメできる1台です。
小さくても本格的に遊べる『Mini Zero28』、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
では、また♪






