『Miyoo A30』をレビュー!持ち運びに便利なサイズ感と性能バランスが良いポータブル機!
Miyoo社製の中華ゲーム機『Miyoo A30』をご紹介していきたいと思います!
持ち運びに便利なサイズの商品でして、出先でちょっとゲームして遊びたいなんて人に向いている商品となります。
興味を持っていただけると幸いです!
では、いきましょう!
Miyoo A30の詳細
今回購入したのがコチラのファミコンカラーをイメージした商品『レッドゴールド』!
定番ではありますが世代的にもファミコン、スーファミ、ゲームボーイなど懐かしの商品をモチーフにしたものに惹かれてしまいます(笑)
カラーとサイズについて
カラーは全部で4色!!
『レッドゴールド』、『ブラック』、『ブラック&ホワイト』、『グレー』とあります。
※何故だか黒っぽい色のラインナップ多めです
・縦 :約5.8cm
・横幅:約12.6cm
・厚み:約1.8cm
・重さ:112g
・画面サイズ:2.8インチ
※個人計測のため誤差等はご容赦ください!
▼手で持ったサイズ感はこんな感じです。
小さすぎず、しっかりゲームを楽しめるサイズですね!
▼YouTubeのショート動画からもサイズ感の確認ができます
▼計測時の参考画像
購入先について
AmazonやAliExpressなどのECサイトにて購入が可能です。
ちなみにMiyoo社公式から購入したい場合は、AliExpress内にMiyoo社オフィシャルアカウントがありますのでそちらから購入が可能です!
▼液晶保護フィルムは別途購入が必要ですのでコチラもどうぞ
Miyoo A30のスペックと性能
システム | Linux |
画面 | 2.8インチHDスクリーン 解像度:640mm × 480mm |
CPU | A33 quad-core ARM Cortex-A7 1.3GHz frequency |
GPU | dual- core Mali 400 |
RAM | 512M |
ストレージ | TF/MicroSDカード |
バッテリー容量 | 2600mAh(3~5時間程稼働可能) |
ワイヤレス通信 | Wi-Fi 2.4G |
インターフェース | USB Type-Cポート(5V/2A) バイブレーション シングルスピーカー |
対応しているゲームの機種
アーケードゲーム、ファミコン、スーパーファミコン、ネオジオ、ネオジオポケット、メガドライブ、PCエンジン、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ワンダースワン、ワンダースワンカラー、プレイステーション、ニンテンドー64、ドリームキャスト、PSPに対応しています。
ニンテンドー64、ドリームキャスト、PSPに関しては音飛びがしたり起動しないといったタイトルも結構多いので軽めのゲームが動けばラッキー程度に思っておいてください!
ちなみにゲームROMは付属のカードに入った状態で販売しているところもございますが、所持していないゲームのROMデータ保有は違法行為となりますのでゲームROMなし又はTFカードなしのものを購入することを推奨します!
※「TFカードなし」を購入した場合の初回セットアップ作業は慣れていないと結構大変なので改めてセットアップガイドを作成予定です!
実物を確認!!
では、実物を確認していきたいと思います!
▼実物の画像がコチラ!
これが一式のセットとなります!
別売りの黒い収納ケースを購入したわけではなく、梱包を開けてみたら黒い収納ケースが現れ、その中に本体含め一式入っていました(笑)
収納ケースを箱代わりにするというなかなか斬新なスタイル!!
持ち運ぶ時用の収納ケースがデフォルトで付いているのは普通に有難いのでこのスタイルが普及してくれて全然良いね!
▲中に本体を収納するとこんな感じです!
ゴムで本体が飛び出さないよう止められます。
収納ケースはチャックの部分がコントローラーになっていて、ちょっとしたデザインのこだわりも非常に良いです!
付属の説明書について
▼付属の説明書は、中華ゲーム機界ではお馴染みの英語と中国語表記
改めて見てみたものの読まずとも分かりそうな内容がザーッと書いてあるだけです!
強いて大事そうなところを言えば「本体ランプが赤になったら充電してね」ってとこですかね。
本体確認
次に本体確認です!
▼本体正面
素材は異なりますがスティックは、ニンテンドーSwitchのジョイコンみたいな形や操作感。
このサイズ感のゲーム機で【アナログスティック有り】は珍しいので携帯性+スティック付きのゲーム機が良いという人のハートをガッチリ掴んでくれそうですね!
▼本体背面
▼上部(L・Rボタン、ホームボタン、Type-Cポート、音量調整ボタン)
▼本体下部(TFカード差し込み口のみ)
▼本体側面(電源ボタンのみ)
本体に触れてみて素材も安っぽい感じはせず、小型ながらボタン操作がしにくいということもない印象です。ボタンの押し心地もちょうど良い!
ただ、非常に残念だったのがTFカードを差し込んだ際のはみだし具合。。。。
正面から見ても結構飛び出しているのが分かるので、もうちょっと奥に入るようにして欲しかった・・・。。。
画面真下のど真ん中と少々目立つ場所にあるため余計に気になってしまいました!
電源ONとファームウェア
電源をONにするとMiyooのロゴが表示されてメインメニューとなります。
視覚的にも分かりやすく、項目もシンプルなので初めて起動した人でも使い方は直感的に理解できる作りとなっております。
▼それぞれのページに入ってもアイコン等で分かりやすい作りとなっています。
▼元から画面テーマがいくつか入っているので表示を変更することも可能
(右側の画像がテーマ変更した場合のメニュー画面です)
ゲームをプレイ
では、いよいよゲームを実際に起動して遊んでみます。
所有しているゲームROMにPSPがないのでドリームキャストとニンテンドー64、プレイステーションをメインに試してみました。
一番上の左側「ダイナマイト刑事2」はキャラやら表示やらワケ分からないことになっています(笑)
▼確認してみたソフトと稼働状況は以下の通り!
【問題が確認できたソフト】
・ダイナマイト刑事2(DC)
上記画像の通りで表示がされずプレイ不可
・ヴィジランテ8(PS)
スタート押してメニュー開くと音がブツブツ切れてしまう
▼下記3タイトルは音が飛んだり、動作が重い
・クレイジータクシー(DC)
・レンタヒーローNo,1(DC)
・がんばれゴエモン でろでろ道中(N64)
【起動してみて特に問題が見受けられなかったタイトル】
・パワーストーン(DC)
・スーパーマリオ64(N64)
・星のカービー64(N64)
・天誅2(PS)
・ドラゴンクエストⅦ(PS)
・メタルギアソリッド(PS)
・雷弩機兵ガイブレイブ2(PS)
※動作に関しては起動して少し遊んでみた程度での確認となります。
未発見の不具合等がある場合がございますのでご承知おきください!
やはりドリームキャストやニンテンドー64は少々難しい印象です。
PSPのソフトに関してもかなり軽い一部のソフトが動作する程度とのことなので、それぞれ軽いソフトが動けばラッキー程度に考えておきましょう!
もし、ドリームキャストなどを快適に遊びたいのであれば「Retroid Pocket 4」などもう少し価格帯の高い機器を検討いただくことをオススメします!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した『Miyoo A30』ですが安価帯の機種ではあるもののPSタイトルのソフトを遊ぶには十分役目を果たしてくれる商品となっております!
小型サイズで持ち運びにも便利なので旅行や外出時のお供におすすめです。
本商品の良い点と気になった点をまとめると以下の通りとなります。
【良い点】
・ファミコン風のデザインがGood
・ポケットサイズ&軽量なので携帯性抜群
・持ち運び用のポーチが付属で付いてくる
・小型機では珍しくアナログスティック付き(格ゲーやる人は嬉しい)
・安価帯の機種ながらPSソフトはほとんど動作可能
【悪い点・注意が必要な点】
・TFカード差し込むと結構はみ出る
・「DCやN64対応」となっているがプレイ不可も多く実際は△
「Miyoo A30」は執筆している2024年9月時点でもSNSで愛用している投稿を見る商品ですので中華ゲーム機デビューを考えている方や小型の商品をお探しの方は是非購入して遊んでみてください。
ではまた!