『MiyooFlipV2』のご紹介!!魅惑のパカパカ&スティックだが・・・。。

どうも、えいどりです!!
相変わらずご無沙汰な更新頻度です!!

25年の夏はAIにハマってしまい、あれこれやっていたらブログ更新とレトロゲームがストップしてしまいました(汗)
そんなわけで今日は、なかなか紹介出来ていなかった折りたたみ式の中華ゲーム機『Miyoo Flip V2』を紹介していきます♪
ゲームボーイアドバンスSPっぽいパカパカスタイルの本体・・・閉じれば自動スリープ、開いて即再開。通勤電車でサッと遊びたい人にはたまらないやつですね♪
スティックも付いているし、こやつ・・・パカパカ機の定番になるか??
では、さっそくいってみましょう!!
▼ためにならない中華ゲーム機講座『Miyoo Flipで遊んでみよう編』
『Miyoo Flip V2』とは?

Miyoo社が2025年に出したクラムシェル型の中華ゲーム機です!
チップはRK3566(Cortex-A55)で、3.5インチの4:3 IPS(640×480)を採用。初期版(V1)が登場した時にはヒンジ(パカパカの留め具部分)に問題があったり、スティックが固すぎるなど散々な評価だったのですが、Bluetooth対応にしたり諸々の改善をしたV2として再登場したのがこの子です!

V2を買いたい人はうっかりフリマサイト等で初期版(V1)買ってしまわないように気を付けてね♪
過去に紹介した『RG35XX SP』にスティックを付けたようなデザインの機種ですがクリアカラーはラインナップにはありません。
クリアカラーボディが好きな方は、『RG35XX SP』の過去記事もご参照ください♪

購入できるサイト
購入については毎度おなじみのAmazonやAliExpressで購入可能です!
AliExpress内にmiyooのオフィシャルショップもあるので、公式から買いたいなんて方はAliExpressのオフィシャルショップからの購入もご検討ください♪

私の今回の購入ももちろんAliExpressです!
『Miyoo Flip V2』の性能
基本スペック(要点)
項目 | 内容 |
---|---|
カラー(全4色) | ホワイト、グレー、ブラック、イエロー |
画面 | 3.5インチ IPS / 640×480(4:3) |
SoC | RK3566(Cortex-A55 1.8GHz) |
RAM | 1GB LPDDR4 |
無線 | Wi-Fi(2.4/5GHz)、Bluetooth |
ストレージ | microSDスロット×2 |
バッテリー | 3,000mAh(実動約5〜6時間目安) |
端子 | USB-C×2、mini-HDMI、3.5mm |
その他 | 振動、スリープ機能 |
本体サイズ(実測 / 横幅・縦幅・厚み) | 8.04cm・8.55cm・2.45cm |
開けた時の縦幅(実測) | 15.65cm |
重さ | 約165.9g |
▼計測時の写真です!(素人計測ですので参考程度に!)




▼カラーは全部で4色!オレンジっぽさもあるイエローもなかなか気になります♪



▼4段階で画面の角度をカチカチっと変えられます!

動作するゲームについて
対応ゲームについては、下記の通りです!
アーケードゲーム、ファミコン、スーパーファミコン、ネオジオ、ネオジオポケット、メガドライブ、PCエンジン、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ワンダースワン、ワンダースワンカラー、プレイステーション1、ニンテンドー64、ドリームキャスト、PSP、ニンテンドーDS等に対応してます。※PS2は未対応です
ファミコン/スーパーファミコン/メガドライブ/ゲームボーイなどの8~16ビット機からプレイステーション(初代)までであれば、概ね快適に動作といった印象です!
ニンテンドー64などの動作状況についてはANBERNICのH700(XXシリーズ)と近い動作環境だった印象です。
なお、ゲームROMの吸出しに関しては下記の記事を参照ください。
カセットタイプの商品であればダンパーが必要となります。


開封&実物チェック
同封されているもの
では、いよいよ実物チェックとまいりましょう♪
小洒落た白い箱を開けると中にはMiyoo製品ではお馴染みの専用ケースがご登場!!
、、、これ毎度助かってます(笑)

▼専用の収納ケースを開けると中から付属品が登場♪
説明書、充電ケーブル、液晶保護フィルム、microSDカード、microSDリーダー!
「初めて中華ゲーム機買います」って人にも優しい有難すぎる付属品の数々!!

▼こちらもお馴染みだけどチャックのこだわりも素敵です!

▼付属のものよりもっと良い液晶保護フィルムや貼り替えを検討中の方は、中華ゲーム機界隈ではお馴染みのPDA工房さんの液晶フィルムなんかもオススメです!
さて、続きまして大した情報はないかもだけど毎度おなじみ説明書チェックタイム♪
▼電源ONする時は3秒間電源ボタン押してね!
・microSDカードにゲームデータ入れた場合、電源ONした後にメニューボタン押して「リフレッシュROM」を選択してデータ更新してねとのこと。
・30秒操作がないと待機状態になるよ・・・などなどが書かれております!

▼ザックリ言うと、、十字キーで動かしてAボタンで決定してねとのこと!

▼コントローラー接続したり、ミニHDMIでTVにもつなげるよ!
チャージ中はランプが赤いよ、液体かけたらダメだよ、高温の場所に置かないでねなんてよく書かれていることが載っております。

本体チェック!!
いよいよ、付属品のチェックも終えて本体とのご対面♪
今回はグレーを買いました!!
SNES(海外版のスーファミ)カラーですね。
うん、やっぱこの色にして正解だった!
L・Rボタン含めて色味がちょうど良い!

えっ・・・グレーにした理由??

ボタンをSFCカラーに交換したらスーファミコントローラー風デザインに早変わりするからに決まっているではないか(笑)ボタン交換楽しみだなぁ~!!
さてさて、少し脱線しましたが本体です。
▼折りたたんだ状態での正面

▼上部にはミニHDMI、コントローラー用のポートがあります。
L・Rボタンは1・2の間隔を開けることで押し間違いが起きにくくなっています。

▼背面
デコボコデザインがまた良き!

▼左側面
音量ボタン、TFカードスロット1があります。

▼右側側面
電源ボタンとTFカードスロット2があります。

▼下部
イヤホンジャックと充電ポートです。

▼本体正面
マット寄りの質感で指紋が目立ちにくいのが良き!
フロントスピーカーでど真ん中についています。
A~Xボタンについては平たい形状で、折り畳みという形状からボタンの高さもあまりありません。(プレイに支障があるわけではないのでご安心を!)

▼画面角度を変えるとカチカチッと一定のところでしっかり固定されます!


この「カチッ」が意外と気持ち良い!!
▼MAXまで開くとこんな感じです!

▼あと軽微な点ですが、十字キーが他の製品と比べて少し細めです。
実際にゲームをプレイしてみても特にやりづらいといった印象はありませんでした!
格ゲーなどで斜め入力する時にごく一部で気になる人が出てるかもねくらいでしょう。
スティックについては結構軽めでスイスイ回せます!(しかし・・・)

電源ON!!
ファームウェアについて
そしていよいよ電源ONします!
今回はMiyooオフィシャルからOSデータを入手して起動しました。

OSの入ったTFカードが付属してるのに、なんでわざわざ公式から入手したの??

専用ケースのポケットにmicroSDカードが入っていることに気付かず、「TFカードなしを買った」と思い込んで新調してしまっただけだよ(泣)
こうならないよう専用ケースの中身もきちんと見ようね(笑)
もし、TFカードなしを入手した方がいれば作業としては基本ほとんど同じなので過去記事などを参照しながら実践してみてください!
(ご要望があればその内、個別でセットアップも記事にするやもです)

▼公式サイトURL
https://www.lomiyoo.com/en/gujianxiazai.html
【ザックリ解説】
microSDカードをFAT32形式にフォーマットする
⇒ 公式サイトでMiyoo Flipの「Miyoo Flip 250228 ファームウェア」と「Miyoo フリップ SD カード(EN)」をダウンロード
※驚くほど時間がかかるのでやり途中のゲームの続きをやるか、映画でも見て待ちましょう!(私はそれくらい時間かかりましたww)
⇒ダウンロードしたZipファイルを解凍して『miyoo flip SD card』フォルダと『miyoo355_fw.img』を先ほどのmicroSDカードにコピペして起動すればOK
▼さて、無駄な手順を踏んでしまった悲しい話は置いておいて電源ON!!
Miyooお馴染みの起動画面が表示されます!

▼メインメニュー!
程よく可愛い感じのアイコン達がお出迎えしてくれます!

▼ゲーム機種選択もアイコンが分かりやすく良い感じです!

▼テーマがいくつかあるので変えるとガラッとデザイン変更することも可!

ゲームをプレイした使用感
さてさて、そんなこんなでゲームをお試し!
いつもお馴染みのドリームキャストの『パワーストーン』!!
まぁ25年に新しく出てきた機種ですので、これは安定的に動きますね♪

▼同じくDCソフト『レンタヒーローNo,1』!
これは流石に所々で処理落ちしていたりと少し設定いじったりしないと気になってしまう印象。。まぁ25年時点での、この価格帯の機種であればいつものことです♪

▼ニンテンドー64「マリオカート64」!
レース完走してみたところ、全体を通してたま~に若干ノロくなる時があった!
完全・完璧にスムーズな動作ではない点はご承知おきを!
(個人的には執筆時点でのこの価格帯の機種であれば十分なレベル!)

▼ニンテンドー64「がんばれゴエモン でろでろ道中」!
最初は「おっ・・・ちょっと不安定なところあるけど、いけるか?」なんて淡い期待を持ったものの下の画面で重たすぎて音も動きもブツブツ切れてしまいました。。
滝や水、敵の動作等で処理がいっぱいいっぱいになった模様。。。

▼ちなみに起動するエミュレーターの選択もできます。
※下記はニンテンドー64のエミュレーター選択画面

▼PSソフト『俺の料理』!
せっかくのスティック付きソフトなので、もちろんデュアルショック専用ソフトであるこのソフトも試しました!
第一ステージの『ラーメン屋』を早々にクリアし迎えた第二ステージ「ファーストフード店」!!
・・・そこで事件は起きた。。
▼ボス戦にてお邪魔攻撃で『よっぱらい』が登場!

未プレイの人向けに説明すると、アナログスティックをぐるぐる回してダイヤル式の電話で110番するんだよ!

・・・???
・・・あれっ、、、、ちょっと待って!!
えっ、、、動かない!!??
さっきまで問題なくアナログスティックで操作出来ていたのに『よっぱらい』の時だけ動かない!!
▼その後、再戦するもまたもや『よっぱらい』登場で動かず詰みました。。

その後の検証の結果、端から力を込めてスティックを押し込んで入力したところ『よっぱらい』でも反応が見られました。
これはMiyoo Flipのスティックを物理的に限界まで倒しても、ゲーム側の入力値が最大に達していないようですね。
個体差で私の機種がたまたまそうなだけかもしれませんが、スティックの可動域やセンサーに異常があり、正確な入力がゲーム側に伝わっていないというのは非常に残念。。
▼画像のように端から力を込めて思いっきり押し込まないと反応しません。。
ゲームプレイしながら毎回こんな動作はしていられませんね。。

▼スティックの可動問題が発覚してテンションダダ下がりしてしまい、、、
気分転換しようとパッケージにて『爽快感』をウリにしているPSソフト『破壊王』を最後にプレイ!
もっさりした動作、チビチビ攻撃しては逃げるを繰り返すステージ、爽快感とは無縁の素晴らしいストレスフルゲームでどん底の気分に・・・(笑)

ちなみに「もっさりした動作」は、Miyoo Flipの性能が問題ではなく単にゲームの仕様ですのであしからず(笑)

▼最後になりますが、中華ゲーム機を楽しむ際には自前のゲームソフトから吸い出したものを使って遊びましょうね!

▼『破壊王』をもう少し知りたいアナタへ!
おわりに
いかがでしたでしょうか??
『Miyoo Flip V2』は、持ち運びに便利なサイズに加えて画面を開閉するだけで起動するスリープ機能も搭載しており、移動時間やちょっとした隙間時間にゲームをしたい人にとても重宝する中華ゲーム機でした!!
しかしながら私の機体だけなのか、スティックの入力問題については大きなマイナスポイントでもあります。。スティック自体は軽めで操作がしやすくて良かったのですが、スティックの入力がおかしいといった意見も見かけたりするので一抹の不安が残るポイントかもしれないですね!
しかし、これが個体差レベルでの話で「同様のトラブルは起きない」とか「そもそもスティック使うようなゲームやる予定はないよ」なんてことであれば非常におすすめなゲーム機です♪
カチカチッと固定されるヒンジは非常に気持ち良いので気になる方は是非お試しあれ!
では、また!
▼ゲームボーイカラーのソフトを遊んだ時のオーバーレイ(画面周りの縁)が好き!



