『RG34XX SP』と『Miyoo Flip V2』を比較!!アナタはどちらがお好き??

どうも、えいどりです!!
アリエクセールで購入後、「紹介したいなぁ~」なんて思ったまま数か月が経過してしまったANBERNICの『RG34XX SP』とMiyooの『Miyoo Flip V2』でしたが、先日ようやくそれぞれの紹介記事を書けました♪
せっかくなので似ている両機種の購入で迷われている方向けに比較記事なんかもお出ししておこうと思います!
では、さっそくいってみましょう♪

この2機で購入を迷っている人の参考になれば幸いです♪


本体の比較
商品の細かな情報等については過去の記事を参照いただくとして、早速外観をそれぞれ見ていきたいと思います!
▼折りたたんだ状態正面では、ヒンジ(留め具)部分の形状に違いがあるくらいでサイズなどは大きく変わりません。
※ちなみに左の機体が『ANBERNIC RG34XX SP』で右の機体が『Miyoo Flip V2』です!

▼本体背面
滑り止めにもなるギザギザの面積が『RG34XX SP』の方が若干広いです!
※とはいえ、正直持ちやすさや滑りにくさに大した差異はないです。

▼側面!
『RG34XX SP』にはリセットボタンが付いています!
それ以外のところに大きな違いはありません。

▼本体上部
両方ともミニHDMIの端子がある他、『RG34XX SP』は充電用のUSB-Cの端子、『Miyoo Flip』はコントローラー用端子が付いています。
L2・R2ボタンのサイズは若干『Miyoo Flip V2』の方が大きいです。

▼側面
音量ボタンとTFカードのポート!
ちなみに両機ともデュアルスロットとなっているので、TFカードをシステム用・ゲーム用と分けることが出来ます♪
ANBERNICはXXシリーズを結構こすって・・・おっとっと(笑)
様々なデザインで出しているので別機種の購入時に引き継ぎが便利になりますね!

▼底面
それぞれイヤホンジャックの端子があり『Miyoo Flip』は充電用端子がここについています。

▼ちょっとした違いですが、『RG34XX SP』の方がL・Rボタンに高さがあります。
また、L・Rボタン1・2の高さを変えているため押しやすさという点では個人的には『RG34XX SP』に軍配が上がると思います!


▼画面サイズは『RG34XX SP』が3.4インチで『Miyoo Flip』が3.5インチあり、そこまで大きな差はありませんが画面比率が『3:2』、『4:3』と大きく異なります。
3:2はゲームボーイアドバンスの画面比率と同じなため、GBAを完璧な画面比率で楽しみたい人には『RG34XX SP』が良いでしょう!

▼ボタンについてはメニューボタン、十字キーが『RG34XX SP』の方が大きく押しやすいです。
スティックについては『Miyoo Flip』の方が軽く操作しやすい印象です。
しかし、スティックの素材は『RG34XX SP』の方がラバーの具合といい品質が良いなと感じました。

▼『RG34XX SP』にはストラップを付ける穴が付いています。

▼『Miyoo Flip』は専用のハードケースが付属で付いてきます!
持ち運びを意識した場合は、結構大きな加点項目かもしれません♪

▼どちらも液晶保護フィルムや充電ケーブルなどの付属品は付きます!


スペック等の比較
次に基本スペックについての比較ですが、以下の表の通りとなります!
項目 | RG34XX SP | Miyoo Flip V2 |
---|---|---|
カラー | イエロー、グレー、ブラック、インディゴブルー | ホワイト、グレー、ブラック、イエロー |
画面 | 3.4インチ IPS(720×480) ※比率3:2 | 3.5インチ IPS(640×480) ※比率4:3 |
SoC / CPU | H700 quad-core Cortex-A53 1.5GHz | RK3566(Cortex-A55 1.8GHz) |
GPU | dual-core G31 MP2 | ― |
RAM | LPDDR4 2GB | LPDDR4 1GB |
ストレージ | 64GB microSD(デュアルスロット対応) | microSDスロット×2 |
無線/接続 | Wi-Fi 2.4/5GHz Bluetooth 4.2 | Wi-Fi(2.4/5GHz) Bluetooth |
端子 | USB-C、ミニHDMI、イヤホンジャック | USB-C、ミニHDMI、イヤホンジャック |
バッテリー | 3300mAh (最大6時間) | 3000mAh (実動約5〜6時間目安) |
サイズ(実測) (横幅・縦幅・厚み) | 8.15cm×8.62cm×2.67cm | 8.04cm×8.55cm×2.45cm |
開いたときの長さ(実測) | 15.56cm | 15.65cm |
重さ(実測) | 176.4g | 165.9g |
その他 | ストラップが付けられる リセットボタンあり | ストラップは付けられない リセットボタンなし |
▼販売されている本体カラーについては、色味強め・主張強めな『RG34XX SP』と全体的に淡く控えめカラーな『Miyoo Flip』といったところです!


それぞれの異なる点
- 画面比率が分かれ道:RG34XX SPは3:2でGBAにピッタリ!
Flip V2は4:3でPS1やSFCなど多くの据え置き系にマッチ! - チップの傾向:H700(A53)vs RK3566(A55)。
机上では『Miyoo Flip』の方が性能では若干上回ります。 - 重量とバッテリー:軽さはFlip V2(約165.9g)。
バッテリー容量はRG34XX SP(3300mAh)が上。
ただし、『Miyoo Flip』も実動5〜6時間目安で実用は十分。 - どちらも閉じればスリープ→開いて即復帰のパカパカ機ならではの機能を搭載!通勤や移動時間などの細切れプレイが快適になります。
ヒンジの開き方
- Flip V2:角度をカチカチっと4段階で固定できるタイプ!
電車やカフェでの『ちょうどいい角度』が決めやすい。 - RG34XX SP:カチカチ音なしのスムーズ開閉タイプ!
好みは分かれるけど静かに開けたい人には◎。

カチカチッはうるさく感じなければ結構気持ちいいよ!!
RG34XX SPの静かにスーッと開くのは公共の場や寝室などの静かな場所での気遣いプレイに良いのかな!
▼MAXまで開くと『Miyoo Flip』の方が若干大きく開きます!


入力デバイスのフィーリング
- RG34XX SP:スタート・セレクト・メニューボタンは結構カチカチ鳴る系!スティックについてはラバー素材で滑りにくい。スティックの品質は安定のANBERNICなのでこちらの方が個人的には◎!!
- Miyoo Flip V2:スティックは軽めでスティック操作のしやすさはコチラが個人的にしっくり来ました!全体的なボタンの静音性はコチラの方が高い印象。


『Miyoo Flip』は十字キーが少し細いため、十字キーの好みはRG34XX SPかな♪
液晶の明るさ・色味
液晶については色味が『RG34XX SP』が色味強めのパキッと系で『Miyoo Flip』は若干淡い色味をしています!
※ちなみに画面の明るさやコントラスト調整で多少の設定変更は可能です!

▼ドリームキャスト「パワーストーン」
結構色味の違いがくっきり出ております!主張強め&淡い色味です!

▼ゲームボーイカラー『ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ』

▼ちなみに『RG34XX SP』は画面比率的にSFCやPSソフトなど据え置きハードのゲーム機だとオーバーレイ(スーパーファミコン柄の枠部分)で画面サイズの調整が必要になるので、全画面表示で遊びたい人は気になってしまうかもしれないですね!

▼PS『俺の料理』

▼ニンテンドー64『マリオカート64』


こうして比較してみると結構色味に違いがありますよね♪
個人的にはパキッとした色味の『RG34XX SP』が好みですね!
おわりに
いかがでしたでしょうか??
形もそっくりで兄弟機のような両機ですが、それぞれ良いところと気になるところとあって、どちらを買うかはなかなか悩ましいところだと思います!
それぞれの良し悪しを理解した上で手元に置きたい一機を選んでみてください♪
▼ポイントを最後にそれぞれまとめてみましたのでどうぞ!!
RG34XX SP | Miyoo Flip V2 |
---|---|
GBAと同じ画面比率(3:2) | SFC・PS1など据え置き機比率(4:3) |
液晶は色味くっきり | 液晶は淡い色味 |
静かにスーッと開く | カチカチッと鳴りながら開く |
スティック品質が良い | スティックが軽めで操作性が良い |
L・Rボタンの押しやすさが◎ | ボタンの静音性が良い |
ANBERNICとMiyooが似たような機種を出すと、昔GB風の『Miyoo mini』が発売され人気となり、ANBERNICが同じくGB風な『RG35XX』を発売して、『Miyoo mini+』が出て『RG35XX Plus 』が出て・・・といった攻防していたことを思い出します(笑)
これだけデザインが似たものが出るというのも中華ゲーム機ならではなのかなと思います♪
そんな中華ゲーム機界隈からはまだまだ目が離せなさそうです!
本記事を参照いただき素敵なレトゲライフを送っていただければ幸いです。
では、また!


