あの子にそっくりな機種にスティックが付いて帰ってきた!!ANBERNIC『RG34XX SP』のご紹介♪

どうも、えいどりです!
先日『Miyoo Flip V2』という折りたたみ式の中華ゲーム機のご紹介をしましたが、今回はANBERNIC社が発売した折りたたみ式『RG34XX SP』のご紹介をしていきたいと思います♪
過去に『RG35XX SP』というスティックがない折りたたみ式の機種が発売されていたのですが、今回スティックを付けてどのように変わったのか・・・楽しみですね♪
では、さっそくいってみましょう!


▼ショート動画も良ければどうぞ♪
RG34XX SPとは?

『RG34XX SP』は、老舗のANBERNIC社が2025年5月に投入した折りたたみ式の中華ゲーム機です!
名称が似ている『RG34XX』は『ゲームボーイア〇バンス』をモチーフにしていましたが、『RG34XX SP』は『ゲームボーイア〇バンスSP』にスティックを付けたようなデザインをしています!

この形状の商品は折りたたむことで液晶を保護できる、閉じるとスリープ機能が作動するなど外出時、持ち歩くのに適しているといった特徴があります!
ちなみに名前にある『34』という数字は液晶を表しているので『3.4インチ液晶』を搭載したゲーム機となります。
更にはゲームボーイアドバンスと画面比率が同じ3:2となっています!
綺麗に全画面表示できるという点はアドバンスソフトを遊びたいという人には非常にアツイポイントではないでしょうか♪

購入できるサイト
購入先はANBERNIC公式サイトのほか、Amazon、AliExpressといった通販サイトで購入可能です!
ANBERNIC公式サイトやAliExpressはセールを定期的に開催しているため、セール時に買うのが一番おすすめです♪

私も少し前のAliExpressセールの時にクーポン使ってお安く購入しました♪
RG34XX SPの性能
基本スペック
項目 | 内容 |
---|---|
カラー(全4色) | イエロー、グレー、 ブラック、インディゴブルー |
画面 | 3.4インチ IPS(720×480) |
CPU | H700 quad-core Cortex-A53 1.5GHz |
GPU | dual- core G31 MP2 |
RAM | LPDDR4 2GB |
ストレージ | 64GB microSD(デュアルスロット対応) |
OS | Linux 64bit |
バッテリー | 3300mAh(最大6時間連続稼働) |
接続 | Wi-Fi 2.4/5GHz、Bluetooth 4.2、USB-C、HDMI出力 |
その他 | 振動モーター、オンラインマルチ、外部コントローラー対応 |
長さ、幅、厚み、重さ(閉じた状態) | 8.3cm×8.2cm×2.5cm×178g |
縦幅、横幅、厚み、重さ(実測値) | 8.62cm×8.15cm×2.67cm×176.4g |
開いた状態での長さ(実測値) | 15.56cm |
▼実測時の写真!個人計測ですので誤差等についてはご容赦ください!





▼カラーは全部で4色!
『ピカチューカラー』とも言われているイエローにも注目ですね♪




動作するゲームに関して
いつもの通りですが、H700となりますので対応ゲームについては下記の通りです!
アーケードゲーム、ファミコン、スーパーファミコン、ネオジオ、ネオジオポケット、メガドライブ、PCエンジン、セガサターン、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ワンダースワン、ワンダースワンカラー、プレイステーション1、ニンテンドー64、ドリームキャスト、PSP、ニンテンドーDS等に対応!
ファミコン/スーパーファミコン/メガドライブ/ゲームボーイなどの8~16ビット機からプレイステーション(初代)までであれば、概ね快適に動作といった印象です!
※PSソフトなら全て動作するというわけではなく『DX人生ゲームⅤ』や『パラッパラッパー』など一部のPSソフトはプレイできませんでした。
ニンテンドー64やドリームキャスト、セガサターン、PSPなどのソフトは重たいものは動きがもっさりしたりするので軽めのソフトが動く程度の認識が◎です♪
なお、ゲームROMの吸出しに関しては下記の記事を参照ください。
カセットタイプの商品であればダンパーが必要となります。



また、『RG34XX SP』はmicroSDカード(TFカード)の差込口が2つあるのでシステム用とゲームデータ用と分けて使うことも出来ます!
2枚に分けておくとANBERNICの別の商品に買い替えした時などにもそのままゲームデータ用のTFカード2を差し替えるだけでセーブデータなども引き継げますので何かと便利です♪
実物チェック
さて、いよいよ実物チェックのお時間です♪
今回は『インディゴブルー』を購入しました!

折りたたんだ状態だと本当持ち運びやすいサイズ感で良きです♪

同封されているもの
次に同封されているものですが、以下の4点となります!
充電ケーブル、液晶保護フィルム、フィルム貼る時用のペーパー、説明書

▼説明書チェックタイム!
ANBERNICの他の商品といつもと同じ感じですね♪



使用するmicroSDカードは『FAT32形式』にフォーマットして使用してねとか、2台で通信対戦などしたい場合は同じWi-Fiに繋ぐようにしてねなんてことが書かれています!
・MENUボタン+R2: 早送り
・MENUボタン+L2: スローモーション
・MENUボタン+R1: ステートセーブ(中断用セーブ)
・MENUボタン+L1: ステートロード(中断データの読み込み)
・MENUボタン+Y: フレームレートの表示
・MENUボタン+B: スクリーンショット
・MENUボタン+X: ポーズ
・MENUボタン+START: ゲーム終了
・MENUボタン+ボリューム: 明るさ調整
・MENUボタン+十字キーの右・左: ステートセーブスロットの選択
本体確認
▼本体上部
※特に何も言うことがないので、ステッカーとか貼ってカスタムもいいよねとか適当なメッセージを添えておきます(笑)

▼背面
ボコボコ形状が滑り止めにもなって良い具合です♪

▼右側側面
電源ボタン・リセットボタン・TFカード2の差込口があります♪

▼左側側面
音量調整ボタン、TFカード1の差込口があり、下の方にストラップが付けられるようになっています!

▼本体上部
L・Rボタン、充電ケーブルの差込口とミニHDMIの差込口があります。

▼本体下部
イヤホンジャックが付いています!

▼開いた状態
メニューボタンの他は通常のゲームコントローラーのボタン配置となっております。フロントスピーカーの音の具合は、特に悪くもなくといった印象です!
スティック部分はラバー素材で滑りにくい仕様となっております。

▼全開まで開くとこんな感じです!
ちなみに開く時は『Miyoo Flip』のようにカチカチと鳴らないタイプです。

▼L・Rボタンですが1と2のスペースを空けてあり、更には1と2の高さを変えることで押し間違いにしくい形状になっています。
これはユーザー目線で嬉しい配慮ポイントだと思います♪

ゲームをプレイ♪
いよいよゲームをプレイします!
ANBERNICの公式OSでそのままプレイしてみます。
レトロアーチの設定をいじったりしない状態でのプレイとなりますので、フレームスキップを使ったりと設定いじれば改善されるものもあるかと思いますのであしからず!!

書き終えた後に読み返してネガティブな印象を与えてしまうかなと不安になったので一応補足!!
2025年前半に発売された1万円前後の価格帯であればこの動作状況が通常となります。今回は少しハードル高めなソフトがどんな感じで動作するのかなを試しているだけでダメダメな商品というわけではないのであしからず(笑)
▼ニンテンドー64『がんばれゴエモン でろでろ道中』
『Miyoo Flip』の時同様にここの場面でめちゃくちゃ重くなりましたね(笑)
滝や水の処理、敵キャラの処理やらてんこもりになると大分キツイようです!

▼ニンテンドー64『大乱闘スマッシュブラザーズ』
まぁこれは重たい方のソフトですし、なんとなく予想はしていたけどマリオのファイヤーボールが透明になっていたり、ダメージゲージが出ていなかったり、そもそも城が描かれていなかったりとしますね(汗)


▼ニンテンドー64『マリオカート64』
キノピオハイウェイを問題なく走り切れましたが、クリア後のタイムや獲得コインの背景って白ではなく黒いはず・・・(笑)まぁプレイに支障のない軽微なものです♪

▼セガサターン『バーチャファイター2』
さすがにセガサターンは難しいかと思いましたが、動きが少し遅いもっさり動作ながらもなんとか1戦終えられました!

▼ドリームキャスト『パワーストーン』
毎度お馴染みでこれは流石に動いてくれましたね!

▼ドリームキャスト『レンタヒーローNo,1』
文字の表示がおかしくなっている場面がチラホラあるものの動作は問題なくしてくれました♪

実は実機で遊んでいた当時から今日まで全クリが出来ておらず、いずれ全クリまでやりたいと思っているソフト♪

▼PSソフト「ストリートファイターZERO3」
特段おかしな点もなく遊べました♪

▼PSソフト『俺の料理』
『Miyoo Flip』の紹介記事の時にスティック操作に関してトラブルがあったので、コチラでもキチンと動作してくれるのか確認してみました♪

そしてストーリーモードを起動すると、、、フリーズしました(笑)

ANBERNIC公式OSと相性が悪いのか『俺の料理』のストーリーモード開始すると他のでもフリーズすることあるんだよね。。カスタムファームウェアで遊ぶとストーリーモードのムービー始まって普通に遊べるので性能の問題ではないはず!
ストーリーモードはムービーでフリーズするので一旦諦めてフリーバトルで開始!
▼そして『Miyoo Flip』で問題のあったおじゃま攻撃の『よっぱらい』が登場!
問題なくスティック操作で対応できました(良かった)♪


スティックの位置が本体の下の方ですが特に操作しにくいということもなく遊ぶことができました♪
その他、注意事項と使用して気になった点
あれこれと簡単に動作確認をしましたが気になった点などは以下の通りです!
▼画面比率について
これは画面比率から当然というか仕方のないことですが、、、画面が横長形状になっているためスーパーファミコンやPSソフトなどは両サイドにオーバーレイで枠が入ります。
枠を外して全画面でプレイすると今度は見切れるところが出てしまうので、正方形比率の機種を全画面プレイしたい人には向かない商品ですのでご注意ください!

▼本体のランプについて
本体ランプの光が弱いのか、ライトの向きが原因なのか正面から見ると「ランプついてる??」ってなります。横から見るとランプがついているのが分かるのですが、バッテリーが少なくなってきた時に赤色に色が変わるランプなので正面から見た時に分かりやすいようにしてほしかったな・・・というのが正直なところ。。


おわりに
いかがでしたでしょうか??
『RG34XX SP』は、スペック的にはミドルクラスですが折りたたみ式の携帯性が魅力でデザインも本家からインスパイアされていることもあり、遊んでいて気分が上がる不思議な魅力を持っているかなと思います!
ゲームボーイアドバンスと同じ画面比率ということもあり、アドバンスでガッツリ遊んでいた世代の人には尚のこと刺さる商品ですね♪
ちなみにネット上では以下のような口コミも見受けられますので参考までに!
- 「携帯性が高く、閉じてポケットに入れられるのが便利」
- 「画面が小さい分ドットが綺麗に見える」
- 「操作感はMiyoo Flip V2よりも素直で、ボタン配置も扱いやすい」
- 「ちょっと画面が小さすぎる。でも携帯性を考えたらアリ」
- 「Flip V2の方が性能は上だけど、RG34XX SPの方が“GBA SP感”があって好き」
- 「標準OSの完成度はまずまず。カスタムFWに期待」
- 「ボタン配置が手に馴染むから格ゲーやアクションも快適」
他の中華ゲーム機を既に持っている方も持ち出し用として本機を一度ご検討されてはいかがでしょう?
本記事が楽しいレトゲライフを送るお役にたったなら幸いです♪
では、また!


