ANBERNIC『RG477M』レビュー!!ANBERNIC最強クラスの性能と金属ボディ!!
どうも、えいどりです!!
いやー、12月に入って急に寒くなってきましたね♪
えいどりの懐も11月のAliExpressセールで極寒状態です(笑)
今回ご紹介するのは、そんな懐を極寒状態とさせた張本人ANBERNICのハイエンド機『RG477M』です!!
メタルボディが魅力的な上にボタン配色は私好みの魅惑の商品は果たしてどんなものんなのか・・・さっそくいってみましょう♪

ってか、PS2くらいまでしかやらないんだし『Retroid Pocket mini』で十分だったんじゃないの?

やっぱメタルボディのハイエンドモデルって気になるじゃない?これはもう「使ってみたいな」っていう好奇心だよね(笑)
『RG477M』とは?

『RG477M』は中華ゲーム機の老舗ANBERNICが2025年夏に発売したAndroid搭載のゲーム機です!
あまり中華ゲーム機に馴染みのない人に端的に伝えるならば、スマホの機能とゲームコントローラーを「金属の高級ボディ」にギュギュッと詰め込んだ『ロマンの塊』って感じです(笑)

Android搭載ってことはスマホで使ってるアプリとかも使えるんだよね?

そうだね!執筆時点では新しいOSの『Android 14』なのでGoogle Playストアからアプリを入れることも可能だよ!
ただ、スマホ用に設計されているものを使用すると相性が悪くて「全然アプリが使えない・・・」なんてことはザラにあるので注意してね。
この機種の何が凄いってCPUに『Dimensity 8300』を積んでいること!PlayStation 2やWiiクラスのゲームも結構快適に動かせる程のパワーだとか・・・。
個人的な魅力感じるポイントがコチラ!
- 所有欲を満たす質感のアルミ合金ボディ
- 4.7インチのちょうど良い画面サイズ
- ハイクラスの処理能力
まさに『大人が本気で遊ぶための最高のおもちゃ』と言えるでしょう!
お値段はANBERNICの中でも少々強気な価格設定ですが、それに見合うだけの「夢」や実力は詰まっている商品です♪
購入先について
購入はAmazon、AliExpress、ANBERNIC公式サイトなどで購入が可能です!
AliExpressがセールでクーポンを配布している時に購入するとお得に買えますが、ANBERNIC公式サイトのセールなども定期的に実施しているのでチェックしてみてください!
『RG477M』のスペックと特徴!!
まずは、商品スペックからどうぞ!
| 項目 | スペック |
| カラー(全2色) | ブラックチョコレートブロンズ シルバーウィング |
| 画面 | 4.7インチ LTPS (1280×960) 120Hz |
| CPU | MediaTek Dimensity 8300 |
| RAM | 8GB / 12GB |
| ストレージ | 128GB / 256GB (UFS4.0) |
| OS | Android 14 |
| バッテリー | 5300mAh |
| サイズ ≪横幅×縦幅×厚み≫ ※( )内は実測サイズ | 17.6cm × 8.94cm × 1.6cm (約17.3cm × 約9.25cm × 約1.63cm) |
| 重量 ※( )内は実測サイズ | 約354g (357.9g) |








実物チェック
外箱と付属品
では、いよいよ実物チェックです♪
カラーはもちろんスーファミを彷彿とさせてくれる『シルバーウィング』を購入!
やっぱり遊ぶ時の見た目もテンションを上げてくれる一因だからね♪
※ちなみに何を血迷ったのかRAM12GBのスペックの良い方を購入しました!
(自分には持て余しそうなスペック・・・(笑))

いつもより少し大きめ且つズッシリとした箱を開けると・・・
なんかかなりガッチリ守られてる!!
でも、高級感があって良い!!普段の機種とは違ったドキドキ感がありますね♪

▼中に問題があった時のサポート連絡先なんかも載っているんだけど・・・紙の切り方が雑(笑)せっかくの高級感が・・・。。

▼蓋を外すと登場!!
メタルボディにスーファミカラーのボタン・・・カッコいい!!!

▼付属品はコチラ!

・液晶保護フィルム
・本体カバ-ケース
・Type-Cのケーブル
・説明書
▼説明書がコチラ!まずはいつもの本体説明が記載。

▼ホーム画面でのボタンの役割と機能説明がチラホラ!(さほど重要なことは書いてないので省略)

▼RGフロントエンド(ANBERNICのオリジナルゲーム管理画面)の使い方などが記載されています。RGアイコンからフロントエンド起動できるよ、セレクトボタンでセッティング、Xボタンでゲームリストのスキャンなどができるよなんて書かれています。

本体チェック♪
▼本体正面:筐体はANBERNICおなじみのアルミ合金製。このひんやりとした金属の質感、やっぱり所有欲を満たしてくれますね〜!!画面も4.7インチ(4:3比率)ということで、少し大きめの画面で遊びたい人にはちょうど良いサイズ感です。
120Hz対応なのでスクロールも滑らかです!

▼背面:滑り止めと排気口がついています!

▼本体上部:LRボタンの他に、電源ボタン、音量ボタン、排気口があります。

▼本体下部:スピーカー、充電ポート、イヤホンジャック、TFカード

▼RG477Mの特徴としてはスティックが長く結構出っ張っています。
操作はしやすくて使用感は気にならないのですが、コンパクトにまとまったデザインが好きな人は「ちょっとな・・・」と思うかもしれないですね!


せっかくなのでケースも着けてみる
持った時にメタルボディ特有のヒンヤリ感が感じられなくなってしまうけれど、傷がつくのも嫌なのでケースを装着!!
持った時に滑りにくくなり操作はしやすくなりますけども、、、「せっかくのメタルボディが・・・」という思いも捨てきれない(笑)

▼きちんと背面の排気口は塞がないようなデザインにはなっています。

▼見た目が良いとは言えないのですが・・・(笑)
本体の傷付き防止を優先するかどうかといった感じですかね♪

電源ON♪
ANBERNICのAndroid機は初めてなのでドキドキしながら電源をONします♪
まずは設定画面から・・・あれっ、中国語と英語しかない・・・。。。

▼なくなく英語に設定をして次に進むとwifi設定画面へ。

▼Wifi設定が完了したらアップデートの案内が出たのでアップデートへ!



結構アップデートに時間かかりますので早く次にいきたい(遊びたい)人は後回しにしましょう(笑)
▼最後に日時設定をする!

▼簡単な設定を終えたら最後に読み込みタイム!!
ANBERNIC製品が並ぶこの壁紙いいね♪

▼Androidのトップ画面へ!!
役立つのか不明な『ANBERNIC AI』もある!!

▼ちなみにRGフロントエンドを起動したら、こんな画面になります。
結構シンプルなデザインだけども使い勝手も悪くなく、私的には十分でした♪

使用後の感想
さてさて、実際に遊んでみたのですがゲームの稼働状況については言わずもがなPS2ソフトも解像度4倍に上げてもガッツリ遊べました♪
▼最近のソフトに慣れてしまったせいか意外とPS2のNative解像度って荒いんだなと思いつつ、解像度上げると「すっげっ!!!」って素直に感動してしまいました(笑)
ドリキャスなども解像度を上げて楽しめますし、本体が熱くならずにしっかりプレイも出来たので性能面は流石ハイエンドモデルってとこですね!




PS2エミュレーターのAetherSX2が途中で開発が止まったため対応していないだけかとは思いますが、『みんなのゴルフ4』についてはコースに出た途端にカクカクで遊ぶのは無理でした!

PS2全てのソフトが遊べるわけではないので注意してください!
ゲームROMについての注意事項!!
ここで恒例の注意事項です!!
エミュレーターで遊ぶためのゲームROMやBIOSの吸い出しは、必ず「自分が所有しているソフト・実機」から「私的利用の範囲」で行ってください。
違法にアップロードされたデータをダウンロードしたりすることは法律で禁止されていますので、各々がルールを守って楽しんでください。
SNS等で「ゲームROMってどこでダウンロードできますか?」みたい書き込みを見かけますが、そもそもそれはダメなんだよってことを理解して中華ゲーム機を楽しんでください♪



気になった点
画面サイズも良く、ハイパワーで解像度上げてガッツリ遊べるので個人的には全然満足な商品ではあるのですが、良い点ばかりでは参考にならないと思うので使用した上で気になった点についても記載しておきます!
L・Rボタンの配置問題
『RG477M』はL1・L2とR1・R2ボタンが、縦並びではなく『横並び(並列)』で設置されています。
▼『左側:RG477M』、『右側:Retroid Pocket mini』


よく遊ぶジャンルがRPGとかなら全然いいんですけど、L2/R2を多用するような激しいアクションゲームだと、若干の押しづらさは否めません。。。
今まで『Retroid Pocket mini』を多用していたので私個人の慣れの問題もあるかもしれませんが、『がっつりアクションやりたい!』って人には、ちょっと不満が出るポイントかもしれません!

安いお値段の機種ではないので、「こんはずじゃなかった」なんてならないよう、その辺も考慮した上で購入を検討してね♪
スリープしててもバッテリー消費が激しい!
これ、私のシステムの最適化不足なのかわかりませんがスリープ状態にしていても結構バッテリーを持っていかれます。
遊び終えてスリープ状態にして数日経過したら「あれ?思ってるよりバッテリー結構減ってるな・・・」なんてなったりしました!
大容量5300mAhを積んでいるのですが、特に設定変更をしていないと電池の減りが速いので省電力にできるような設定は模索していきたいな思います♪
おわりに

いかがでしたでしょうか?
ANBERNIC『RG477M』は所有欲を満たすメタルボディにガッツリハイパワーも持っている価格に見合ったハイエンドモデルだと思います。
初のANBERNICハイエンドモデル購入だったのですが、いつもと違った重厚感に大満足でした!
最後に良い点・悪い点をまとめてみます。
| 良い点(メリット) | 気になった点(デメリット) |
| 圧倒的な処理性能(PS2/Wiiも余裕) | スリープ時のバッテリー持ちが悪い |
| 所有欲を満たす金属筐体の質感 | L/Rボタンが並列配置で操作に癖がある |
| 4.7インチ高精細画面が美しい | やっぱり価格が高い(約4万円) |

個人的な結論としては『予算があって、とにかく最強の1台が欲しい人』には間違いなくオススメです!!
ただ、アクションゲームでの操作性にシビアな人は少し様子見して、AYNのOdin3などをチェックしてみたりするのも良いかもしれません!
何はともあれ、このハイスペック機で年末年始はゲーム三昧できそうです(笑)
みなさんも、良きレトロゲームライフを!!
では、また!





